日本の行政は手足でしかない

過去に行政法を勉強したことがある。

学習テキストを読むと、文章に主語がなく全く意味が掴めない。言葉遣いや考え方が逆方向であり、これも意味が分からない。

要するに、これが今の行政の問題ではないか。彼らは頭からの指示なしでは何もできない手足であるという事。しかし、国民は、行政が方針を立て、自分たちの生活を守るものと信じて疑がわない。この国難の今、行政は、その長である政府の指示で右往左往するだけの集団である。実の「頭」であるべき国会は、ご存知のごとく、どこの利益を代表しているのかわからないブウブウ文句を垂れるだけの野党連中に、存在感まるでなしの与党の諸兄。子育てにいそしみ中か。

 

その中で輝いているのは誰か。吉村君と北海道の鈴木君。

 

テレビのコメンテーターに煽られて配ることにした一律10万円。乳飲み子でも、いい年の大人でも語学留学生でも、だろうか。11人家族ならば110万円ダ、金銭感覚がおかしくなる。2020億の通帳を見せびらかすおじさんにも10万円、・・・要らんだろう。仕事もせずに引きこもってる国会議員や、うじゃうじゃとのんびり仕事の公務員にも追い銭。これを平等と叫ぶ人々のバランス感覚。最後の政治家、後藤田正晴さんなら何と言う。

 

今10万円を手にしたら、パチンコ屋にも行楽にも行きたくなる人々であふれ返るだろう。